安田昇さん(旧42)は、平成30年5月13日に永眠されました。
ご長男の安田秀正さんからのメールを紹介いたします。
(写真提供も秀正さん)
初めまして、安田 昇の長男です。逗子開成学園校友会 鎌倉会のご案内を頂きましたので、略式ながら、ご連絡いたします。 去る 5月13日(日曜日)老衰により他界いたしましたので、お知らせいたします。 父は、満88歳の誕生日を迎える、直前に、椅子から落ちて右足大腿骨を骨折してしまいました。手術後だんだんと食が細くなり、5月13日朝方、老衰で亡くなりました。病室に飾っておきました、母との思い出の写真、実は、私も一番好きな写真なのですが、江の島から熱海行きの、水中翼船での、写真を眺めながら、穏やかな表情で、眠るように、息を引き取りました。 父の自叙伝「ゆずり葉」の冒頭の一節です。 冒頭の一節「京浜植物園の私の部屋の前に「ゆずり葉」は植えられています。古来、「ゆずり葉」は、新しい葉が育つと古い葉が、落ちてゆくということで、この名がつけられたそうです。和名では「譲葉」と書き、正月飾りに用いる習慣もあり、慶事の象徴でもあります。今年二月に喜寿を、迎えることが出来ました。これを契機に、私の今日までを、振り返り、語ることで、息子や、娘、私の宝物である9人の孫たちに、生き方の、手がかりをわずかでも、汲み取って、ほしい、という思いで、一冊の本にすることにしました。」とあります。 父は、生まれ育った鎌倉梶原の大地にしっかりと根を張り、先祖代々という気持ち、こうしたいという熱い思いは、行動力の源になったと私は、感じています。皆様に、ご迷惑をかけながら、反面それ以上、たくさん支えられた父は、本当に幸せな人生を全うしたと思います。お礼を申し上げます。有難うございました。尚 葬儀・告別式は、身内のみの家族葬で行いましたので、ご理解のほど申し上げます。 安田 昇 享年89歳 法名 耀慶院法綬日昇居士 |