應援歌(第二) 黒 潮
1 黒潮洗ふ湘南の 秋漂渺の灘潮に
燃ゆる雄闘胸に秘め 護国の誓い文と剣
理想と覇権を握らんと 憤然起てる我が選手
2 懐古の想いしげき時 今ぞ立てる健男子
健き血潮は火となりて 選手の上に寄せ来る
見よ開成の意気すごく 破竹豪壮の曲揚る
3 戦今や白熱し 選手の意気を沖天す
握るバトンに鉄火散る 走る選手の肉躍る
見よ絢爛の栄冠は 選手の上に輝けり
4 残陽西に傾きて 鎌倉山に反響する
凱歌は遂に開成の 健児の上に翻る
ああ霊峰の空高く 栄冠今ぞ我にあり
5 海豪壮の響くごと 有雄叫び雲に入る
凱歌の潮逆巻けり 振へ振へ我選手
呼べ呼べ健男子 振へ振へいざ共に