ボート遭難碑
(真白き富士の嶺記念像)
ボート遭難記念碑
 明治43年1月23日、小学生一人を含む12人で逗子開成中学校の生徒が、海軍から払い下げられたボート「箱根号」を葉山の艇庫から許可なく運び出し、江の島方面に出船し遭難した。これを「七里ヶ浜ボート遭難事故」という。
 2月5日に逗子の妙光寺で追弔会が行われ、翌6日に校庭で大法会が行われた。各界の名士のほか開成中学校の全生徒と鎌倉女学校の全生徒が列席。このとき、兄妹校である鎌倉女学校生徒が三角錫子先生の弾くオルガンで涙ながらに合唱したのが、有名な「真白き富士の嶺」である。
 稲村ヶ崎のボート遭難の碑は、遭難した徳田兄弟をモデルに、昭和39年に建てられた。
 
 鎌倉会では、稲村ヶ崎公園内にこの記念像があることから、
地元OBとして管理や清掃を行っている。
 平成15年1月18日を皮切りに、記念像本体と、周辺の公園や海岸を含めてボランティア清掃を毎年行っている。
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